ようかんです。
クラウドソーシングは、営業が必要なかったり、リモートワーク出来たりと様々なメリットがあります。
ですが、クラウドソーシングで稼ぐことが難しいという方も少なくありません。
「提案の仕方や数が少ない」「強みがわからない」「プロフィールを充実させるべき」等々、
稼げない理由もよく見かけますが、個人の努力だけでは解決出来ない理由も考えています。
近年のフリーランス増加に伴い環境も大きく変わっています。
今回は、その辺りを解説していきます。
「クラウドソーシングを活用してみよう」「クラウドソーシングで稼げていない」という方の参考になったら幸いです。
この記事の言いたいこと
- 近年の副業ブームも影響して、フリーランス増加中で競合が多い
- クラウドソーシングはマッチングサービスとしては、非常によい
- マッチング以外の機能と手数料を考えると、割に合わない
- 運営の監視が甘いので、自分の身は自分で守る
- 良い案件とクライアントもあるが、大半はゴミ案件とゴミクライアント
- 手数料(マージン)的に、フリーランスエージェントが安定かも?
↓僕は実際にクラウドソーシングを活用してフリーランスしてます。こちらの記事で自己紹介しています。
-
参考田舎在住のフリーランスエンジニアがブログ書いてます
現在は、フリーランスのエンジニアをやっています。最近、地元へUターンも果たしました。
続きを見る
ちなみにクラウドソーシングでの受注数は70件以上です。
(特定が嫌なので、一部伏せます)
もくじ
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとはCrowd(群衆)と Sourcing(業務委託)を組み合わせた造語です
インターネット上で不特定多数の人達に業務を発注(アウトソーシング)する雇用形態です。
まずクライアントが案件を掲載後、ワーカーが応募、クライアントが正式に発注依頼します。
そして、ワーカーが納品、クライアント検収、問題なければ納品完了で報酬を受取ります。
おすすめのクラウドソーシングサービス
ユーザ数の多い、メジャーなクラウドソーシングサービスを紹介します。
クラウドワークスとは
個人・法人問わず、業務委託のお仕事をインターネット上で発注・受注することができるお仕事マッチングサイトです。
報酬を事前にクライアントからお預かりし、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、
安心してお仕事することができます。
クライアントは、お仕事の募集を掲載し、依頼相手を探すことができます。
クラウドワーカーを検索し、お仕事の相談をもちかけることも可能。
サイト上で契約・納品・支払いと一連の流れが完結します。
ワーカーは、クラウドワークス上に掲載されている募集中のお仕事から自分のスキル、希望にあったお仕事を探して応募できます。
ランサーズとは
クラウドワークス同様に、仕事を発注したいクライアントと、仕事を受注したいランサーとのマッチングサイトです。
こちらでは、ワーカー=ランサーと呼んでいます。
一連の流れは、クラウドワークス同様にクライアントが案件を掲載し、ランサーが応募。
そして、正式発注、納品、検収となります。サービスとしては、大きな違いはありません。
口コミ
クラウドワークスを利用してみた感想ですが、
・自分都合で勝手に仕事をキャンセルする人が3割
・納期を守らない人が5割
・納期通りに納品してくれる人が2割といった感触です。
— yukito ohira | システム開発おじさん (@yohira_dev) July 31, 2021
クラウドワークス普通にこういう搾取感強い案件ばかりだからやる気にならん…
納品してもいちゃもんつけられそうな雰囲気がぷんぷんする https://t.co/dGmyIpYvmO
— どしゅん (@dosyuun) July 31, 2021
そうですね。自分もランサーズとかで未経験のころ募集やっとことあるけど実務経験ありとか多かった印象です。未経験だとほんと小遣い程度しか稼げん。それに簡単な案件は競争率激しいし。
— matsusima_chan (@MatsusimaC) July 31, 2021
ランサーズが「認定ランサー」とかやりはじめたのが、ちょうど、その頃くらいだと思うんですけど、この手のサービスが有名になって、やばいのがさらに増えてるんだろうな、使いにくくなったなー、と思ったりしましたよねぇ·····。
— れん@元SE (@Yv8jhT7r9nHX1LZ) July 31, 2021
今のところライター業はクラウドワークス一本だけど、ランサーズのほうが案件数多いんだとか。だけど今からランサーズやるのも実績ゼロからのスタートで案件取れなそうな気がしてる。しばらくはクラウドワークスで積み上げようかな。
— ちゃちゃ (@chachablog0730) July 31, 2021
外注費安く抑えるなら、
ランサーズ、クラウドワークスがおすすめ。これ外注募集のサイトですが、
実績が結構肝で、
この実績集めのために安価でやってくれる方いてるので、普通に募集かけたら
相場より安くで受けてくれる方結構いますよ!
— 蒼空@クラウドファンディング (@496Ug) July 31, 2021
クラウドソーシングサービス(ランサーズ、クラウドワークス等)で数年前までライター業してたことあるけど、「(発注側・受注側共々)やばいやつが多いので、何回か仕事して、"この人まとも!"と思ったら、クラウドソーシングサービス使わず、直でやり取りしたい」ってみんな思ってると思われ·····。
— れん@元SE (@Yv8jhT7r9nHX1LZ) July 31, 2021
ランサーズ使ったことありますけど中華系のベンダーも混ざってましたね。ほとんどゴミ案件で誰が受注するのかと、派遣やってた方がたぶん楽だと思います。
— ちょめ子卍 (@chome2xx) July 31, 2021
私、実は、上長命令で仕方なしにランサーズに発注した事があるんですよね。この値段では「タスク内容を分かってない人しか仕事を引き受けない」と断固反対したのですが聞き入れられず。案の定、その案件は破談で終わりました。
— チェンジニア@社畜ウサギ (@syauichi) July 31, 2021
なんのための問い合わせやサポートなの?
当人たちに丸投げって…ランサーズがとってる手数料の意味は何?— まいくす(毎日お薬)@パニック障害/漫画 (@HedP5lpznhbEY7U) July 31, 2021
マジかと思ってクラウドワークス検索したら、一番最初に稼げないって出てきて泣いた。
— Obake (@spnyk) July 31, 2021

稼げない理由
フリーランサーが多い
前述しましたが、年々フリーランサーが増えています。
増えているという事は競合が多いということです。
一つの案件に、沢山のフリーランサーが応募する事となり、受注が難しくなります。
単価が低い
クラウドソーシング案件の多くは、単価が低いです。
おそらく、当初は未経験者の判別が明確出来ない為の発注者側リスク軽減の為と思われますが、
その単価が相場だと都合よく勘違いした発注者若しくは意図的に便乗した発注者が多くいた為と思われます。
まさに悪労働環境のSES業界を体現しています。
手数料が高い
クラウドソーシングサービスは、フリーランスエージェントと同じ位の手数料が取られます。
フリーランスエージェントサービスを活用すると、高単価案件を受けられやすいですが、
前述した通り、クラウドソーシングサービスでは、低単価になりがちです。
また、クラウドソーシングサービスでは、エージェントのフォローや福利厚生などのサービスも無い為、
比較すると、どうしてもサービスとしては見劣りがちです。
クラウドワークス手数料
ランサーズ手数料
クライアントのリテラシーが低い可能性
クライアントがその分野に詳しいとは限りません。
場合によっては、要件漏れや検討不足等、様々な不測事態が起きやすいです。
クライアントの予算も決まっていると、無償で手戻り作業をしたり、契約当初に想定しなかった作業が発生します。
結果的に時給換算すると、低単価となってしまうのです。
クラウドソーシングのメリット
時間に縛られない
自身の裁量で作業する時間を決められます。
生産性の高ければ高いほど、早く終えて残り時間を趣味に使ったりと有意義に過ごせます。
スキマ時間にも仕事ができるので、副業にも向きます。
作業場所に囚われない
基本的にリモートワーク・テレワークなので、インターネット環境があれば仕事ができます。
育児・介護をしながらも仕事ができます。
営業の必要がない
案件に直接応募出来るので、営業活動をする必要がありません。
営業の経験が無い、苦手という方は少なくないはずです。
そういう方には、とても便利なサービスです。
仕事が選べる
自ら得意分野の仕事を選択することができます。
苦手分野を回避することができますので、やりたい仕事を自由に選択できます。
初心者・未経験者にいい
利用者に資格や制限はありません。
つまり、実務未経験者でも応募出来ます。
フリーランスエージェントだと、実務未経験者は断られるケースが少なくありませんが、
クラウドソーシングサービスでは大丈夫です。
クラウドソーシングのデメリット
収入が安定するとは限らない
クラウドソーシングに限った話ではなく、フリーランス全般にいえる事なのですが、
会社員のように安定した収入になるとは限りません。
成果に対して報酬が支払われるので、収入が多い月もあれば少ない月もあります。
また、近年フリーランサーが増えていることもあり、競争率が高くなっています。
単価が低い
クラウドソーシング案件の多くは単価が低いです。
詳細は、前述した通りです。
手数料が高い
クラウドソーシングサービスは、フリーランスエージェントと同じ位の手数料が取られます。
こちらも詳細は、前述した通りです。
クライアントのリテラシーが低い可能性
フリーランスエージェントや同僚はいませんので、直接クライアントと接する必要があります。
そして、クライアントがその分野に詳しいとは限りません。
こちらも詳細は、前述した通りです。
クラウドソーシングの問題点
マッチング以外の機能がいまいち
ワーカー(ランサー)とクライアントをマッチングする機能は素晴らしいです。
ですが、それ以外の機能は必然性がほぼありません。
手数料も最大20%という事もあり、決して安くありません。
初回以降、何もしていないのに手数料を取られてしまうのです。
外部チャットへ誘導して、規約違反の直接契約しているケースも。。
外部チャット上のやり取りなので、運営側としても特定が難しいです。
評価できそうな仕組みの「報酬を事前にクライアントから預かる」というのも
実は抜け穴があり、発注者側が守っていないにも関わらず特に警告もありません。
ますます受注者側(ワーカー・ランサー)が不利な立場となるのです。
相談・コンサルが無料
企業に務めた経験が有る方ならわかると思いますが、相談やコンサルは無料とは限りません。
無料なのは、無料と謳っている所だけです。
にも関わらず、相談は無償と考えている発注者はも少なく有りません。
受注者側(ワーカー・ランサー)は、やむを得ずコンサルを行い、報酬が無いというケースもあります。
無法地帯になっている
素人でもサービスを利用できるというのは、メリットでもありますがデメリットでもあります。
893まがいの人もサービスを利用しています。
不適切な発言やルールを守らないアカウントは、停止処分等するべきですが、処分しているのか疑問が残ります。
サービスによっては、運営に報告する機能もありますが、まだまだ認知されていないようです。
そして、クラウドソーシング上のメッセージ機能の外に誘導(スラックやチャットワーク等)して、、好き放題という事も。。
これは、クラウドソーシングサービス運営としても利用者としても不利益ではないかと思います。
【稼ぐコツ】それでもクラウドソーシングで稼ぎたいなら
良いクライアントを見つけよう
良いクライアントの見分け方のコツを以下の記事で紹介しています。是非参考に。
但し、良いクライアントは中々現れません。体感ですが良くて2~3ヶ月に一人位です。
-
参考【ランサーズ初心者向け】案件受注のコツと良いクライアント判断
「案件が中々取れない」「案件が単発で終わってしまう」「実作業以外に時間がかかる」等、クライアント絡みでうまくいかず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
続きを見る
稼ぎ方のコツ
稼ぎ方のコツは以下の記事を参考に。案件・クライアント探しが最大の鬼門です。
-
参考【ランサーズ初心者でもわかりやすい】プログラミングで稼ぐ方法
ランサーズを利用してみたいけど「最初はどうしたらいいの?」「具体的にどうやるの?」という方、是非参考にしてみてください。
続きを見る
稼ぐならエージェントを使おう
是非、フリーランスエージェントを活用しましょう。
リモート案件や副業案件に強いフリーランスエージェント「リモートビズ」を以下で紹介しています。
-
参考【フルリモートならここ!】リモートビズの良い点や口コミを見てみよう
リモートワーク案件という事で地方在住の方にもおすすめです。地方での生活、育児・介護との両立などの「地元ワーク」の応援もしています。
続きを見る
「クラウドテック」も副業案件を取り扱っています。こちらも是非参考に。
-
参考【リモートワーク・週2、3日案件あり】クラウドテックってどう?
病気やケガで業務に従事できない場合、 毎月5万円が支払われる、等、会員限定特典もあります。高単価は狙いづらいかもしれません。
続きを見る
最後に
まとめ
- 近年の副業ブームも影響して、フリーランス増加中で競合が多い
- クラウドソーシングはマッチングサービスとしては、非常によい
- マッチング以外の機能と手数料を考えると、割に合わない
- 運営の監視が甘いので、自分の身は自分で守る
- 良い案件とクライアントもあるが、大半はゴミ案件とゴミクライアント
- 手数料(マージン)的に、フリーランスエージェントが安定かも?

この仕組みやサービスは本当に良いものだと思っています。
ただ、僕はオンラインゲームを趣味でプレイしているのですが、その運営と比べるとまだまだ改善の余地があると感じました。
もっと利用者の満足度の高いサービスとなってほしく今回の記事を紹介させて頂きました。
以上になります。参考になったら幸いです。