ようかんです。
地方でリモートワークをして1年以上たちます。
実際に体験してみて感じたメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
企業側視点でリモートワーク・テレワークの紹介をしている所は多いですが、個人視点での紹介となります。
東京圏の収入と家賃が低い地方の良いどころ取りができる「地方でのリモートワーク」、
実際の所はどうなのか気になっている方、一つの意見として是非参考にしてみてください。
この記事でリモートワークを経験してわかること
- 通勤時間や雑務、飲み会も少なくなり時間に余裕が生まれる
- 食費も抑えられ、衣服に気を使う必要もなくなり、費用面も抑えられる
- 会社内のどうでもいい雑用が減る
- 作業環境は自分で用意できるが、費用もかかる
- 家族がいると邪魔が入りやすい、家族がいないと孤独感が強い
- 作業の終わりが不明確な点やサポートしづらさから業務上不便な部分も
- 運動不足になりやすい
- 最大のメリットは時間と費用に関する余裕が生まれる
- デメリットは、環境によっては生産性に影響する
↓こちらの記事で自己紹介しています。
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参考田舎在住のフリーランスエンジニアがブログ書いてます
現在は、フリーランスのエンジニアをやっています。最近、地元へUターンも果たしました。
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もくじ
リモートワークとテレワークの違い
最初に「リモートワーク」と「テレワーク」の違いを解説します。
テレワーク
起源
1970年代初頭、電話回線によるサテライトオフィスと都心を繋げた事が始まり。
日本で初めてテレワークが導入されたのは1984年。
NECが通勤負担を軽減するために、吉祥寺にサテライトオフィスを作った事が始まり。

使い分け
中央に配置された作業スペースの外で行われるあらゆる種類のテクノロジーを利用した仕事(自宅で行われる仕事、外線通話などを含む)は、テレワークとみなされる。

種類
以下の3種があります。
テレワークの種類 | 内容 |
---|---|
在宅勤務 | 自宅で業務を行なう。 |
モバイルワーク | 電車や飲食店、顧客先などを仕事場にする。コワーキングスペースも該当。 |
サテライトオフィス | 離れた所に設置されたオフィスで業務を行う |

リモートワーク
起源
テレワークよりも新しい言葉なのはわかっていますが、起源はわかっていません。
使い分け
「テレワーク」と同じです。IT系企業は「リモートワーク」という言葉を好む傾向のようです。

種類
以下の4種があります。
リモートワークの種類 | 内容 |
---|---|
フルリモートワーク | 出社の必要性がなく、ツールなど用いてコミニケーションをとりながら業務を進めていく。主に正社員を対象として、実施されることが多い。ツールに関して企業ごとに決まっており、どのように運用するかも全く異なる。 |
ハイブリッドリモートワーク | ハイブリッドリモートワークに関しては、企業において正社員として働いているものの、限定的にリモートワークを実施し、出社と自宅勤務などの出社日を決められる働き方。リモートワークによるコミュニケーション不足などのデメリットを解消するためにも、ハイブリッドリモートワークを採用している企業が多い。 |
リモート・アウトソース | 業務委託などの契約関係でオフィスに出社せずに、業務を行うことを指す。正社員や契約社員ではなく、あくまでも案件ごとであることが多い。例えば、総務業務のアウトソーシングなどはこれにあたる。 |
テンポラリー・リモートワーク | 正社員ではないものの、企業と契約社員などの契約を結び、介護や育児を理由として一時的に業務に参加する。 |

メリットと感じたこと
通勤時間の削減
時間をかけて満員電車に乗り会社に出勤する必要がなくなります。
これにより出社・帰宅に必要な時間、それらに伴うストレスが軽減されます。

多少の寝坊もなんとかなる。
飲み会に誘われにくくなる
帰り際に顔を合わせる事がなくなるので、誘われにくくなります。

食費を抑えやすくなる
自炊出来るので、食費を抑えやすくなります。

料理は気分転換にもいいです。仕事が行き詰まった時に是非。
普段着でいい
WEB会議等で上半身だけでもスーツに着替える必要がある方もいらっしゃるかもしれません。
基本的に顔を合わせなくて良いのであれば、普段着のままで動きやすい恰好で作業できます。

雑用しなくていい
会社員だと、掃除や買い出し等の雑用を任せられる事もあります。
会社に行っていないので、雑用する必要性がありません。

仕事環境を調整しやすい
ライフスタイルに合わせた仕事環境を実現できます。
家事や家族の事柄に時間をさきやすくなり、仕事と生活の時間をある程度自由に調整できます。
自分好みのお茶を飲みながら作業したり、休憩時間にテレビやNetflix等のネットビデオを見たり、
リラックスやストレス軽減できる環境を用意できます。

デメリットと感じたこと
作業の邪魔が入る
1人暮らしならあまり問題ありません。が、
家族の介入等が入り、作業に支障をきたします。

運動不足になる
気づけば何日も家に閉じこもってしまう事は、結構あるあるなのかなと思います。
通勤があれば最低限の運動を毎日することになりますが、在宅はそれがなくなります。

他人のサポートがしずらい
すぐ近くにメンバーがいる訳ではないので、直接PCを触ったり手振りによる指導ができません。

よくデメリットに思われること

作業環境のコスト
作業環境のコストが自己負担になります。
一日の大半を家で過ごしますので光熱費が上がります。
ワークスペースを使うにしても、交通費や利用料金が必要です。

好きな環境を用意できるので、僕はあまりデメリットに感じませんでした。
孤独感を感じやすい
隣にすぐに相談できる同僚や先輩が居ないので、孤独感を感じやすいです。

作業時間の終わりを決めづらい
タイムカードがあるとは限りませんので、業務の終わりを決めづらいです。
だらだらとチャット等で話しかけられると終われません。

こちらも人次第といったところ。
リモートワークが向いている人
自発的に行動できる
リモートワークでは、上司や周りの人が常に見てくれません。
問題が発生したり、連絡すべき事項が発生した時に、
自身で判断して報告相談する必要があります。
また、コミュニケーション手段もオフィス時と違い限られているため、
連絡の際は配慮した内容で伝える必要があります。
自己管理が出来る
自宅には、色々な娯楽要素があります。テレビ、ゲーム、漫画等など。。
そちらに気を囚われずに業務を遂行する必要があります。
きちんと業務時間と休憩時間、プライベートな時間をコントロールする必要があるのです。
孤独でも大丈夫
リモートワークで作業するときは基本的に一人です。すぐ近くに誰かいません。
常に会話による相談をしながら、仕事を進めたいという方にはつらい環境です。
リモートワークする上での悩みやつらい事
実際にリモートワークをしてみると、「なんか調子が出ない」「体調がいまいち」「気分が晴れない」等々、
つらかったり、どっと疲れを感じてしまう方も一定数いるようです。
以下の記事でどういう時にそう感じてしまうのか解説しています。
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参考【テレワークはつらい!?】どういう時にそう感じるのか解説
いざテレワークをしてみると「調子が出ない」「体調がいまいち」」等々、感じてしまう方も一定数いるようです。
続きを見る
リモートワークできない業務
生産業や製造業等のデスクワーク以外の業務だと、リモートワークできないケースもあります。
以下の記事で詳細に解説しています。
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参考【テレワークできない仕事はどうする?】無理な職種や課題を解説
どうしても対面で接する必要があり、テレワーク導入が無理や職種もありますので、そちらも紹介していきます。
続きを見る
リモートワークしたいなら
リモートワーク・テレワーク系の企業に転職
フルリモートワークの企業に転職してしまえば、働く場所に囚われる事がありません。
東京圏の企業であれば、東京圏の給料で地方の生活コストで過ごせて、コスパ良いです。
リモートワーク・テレワークを導入する企業は、とても増えています。
但し、出社の必要があるリモートワーク企業もあるので注意が必要です。

リモートワークに強い求人サイトをこちらの記事で紹介しています。
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参考【地方ならテレワークしよう!】テレワークに強い転職サイトを紹介
地方移住の際に仕事で悩む事は多いはずです。地方だと給料が減ってしまう、仕事が少ない、、等など。リモートワークによる働か方をおすすめしています。
続きを見る
フリーランスに転身
フリーランスに転身し、リモートワーク限定の案件のみ受ける形であれば、場所に囚われる事がありません。
リモートワーク案件は、これからも増えていく事になりますので、仕事が途絶えることも少ないでしょう。
また、フリーランスエージェントサービスやクラウドソーシングを活用する事で自ら営業する必要もありません。

フリーランス始めての方に優しい「ポテパンフリーランス」を以下の記事で紹介しています。是非参考に。
-
参考【フリーランス初心者向け】ポテパンフリーランスってどういうエージェント?
経験の浅い方のサポートの手厚さが最大の魅力です。ポテパンキャンプというサービスも運営しており、スキルのサポートもしてくれます。
続きを見る

「フリーランスって食っていけるの?」「リモート案件あるの?」とか。
お金かかりませんし、実際、僕もしました。
クラウドソーシングでの稼ぎ方については、以下の記事を参考にしてみてください。
-
参考【ランサーズ初心者でもわかりやすい】プログラミングで稼ぐ方法
ランサーズを利用してみたいけど「最初はどうしたらいいの?」「具体的にどうやるの?」という方、是非参考にしてみてください。
続きを見る
【体験談】リモートワークしている人達の声
リモートワークから1年6か月で心から良かった3点。始業5分前まで寝れる、昼休みはベッドでガチ昼寝、トイレまでの距離3秒
— しょーご*⊿ (@5vhrg0) August 22, 2021
意外と多くのことがリモートワークでもできるということがわかった1年だった
と同時に、
ここぞという局面での face to faceの偉大さを痛感した1年でもあった
— take_kimi_ (@take_kimi_) July 19, 2021
リモートワークを1年続けてつくづくわかった
自分は会社に行きたくなかったんじゃなくて、仕事がしたくなかったんだなぁって
— 新岐阜駅前🧷ヨ🍤🐾🥀🌈🔞Q (@89CvKMflYAvbcKg) April 16, 2021
気が付いたらリモートワークになって1年経過してた
社会人になるときにこの先数十年は平日の日中は仕事で自由な時間がなくなる覚悟を決めたけど、まさかこんな形で自由な時間が戻ってくるとは(会議以外)
コロナ起因で不謹慎ではあるけど、リモートワークが普及したことに対しては本当に良かった
— しょ×8@ITコンサル (@shoh09) March 12, 2021
リモートワーク1年半経験して、こんなに仕事の効率が上がるのも、わざわざ出向く必要のない仕事が多いのにも驚いた。呑みに行けないのだけつらいが、惰性で無駄金使うだけの呑みが一掃されたのはとてもいい。
— ケロ山 (@orbfz) June 6, 2021
まとめ
まとめ
- 通勤時間や雑務、飲み会も少なくなり時間に余裕が生まれる
- 食費も抑えられ、衣服に気を使う必要もなくなり、費用面も抑えられる
- 会社内のどうでもいい雑用が減る
- 作業環境は自分で用意できるが、費用もかかる
- 家族がいると邪魔が入りやすい、家族がいないと孤独感が強い
- 作業の終わりが不明確な点やサポートしづらさから業務上不便な部分も
- 運動不足になりやすい
- 主なメリットは、時間と費用に関する余裕が生まれる
- 主なデメリットは、環境によっては生産性に影響する
今回紹介した内容は当然、人によって感じ方の差はあると思います。
地方だと家賃も安くなる傾向になるので、費用を抑えたいという方は、とてもおすすめです。
地方や田舎に移住を検討している方は、以下の記事もおすすめです。
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参考【地方は仕事がない?】働くならリモートワークがおすすめ
地方に移住するとなると仕事面で不安になる方は多いと思います。
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以上になります。参考になったら幸いです。